昼間は快晴だった石垣島、夕方から曇ってしまいました。久しぶりに天体写真が撮れると期待していたのですが、残念です。なので、備忘録を兼ねて、望遠鏡をPCからコントロールする方法を書いておきます。
それにしても、Stellariumは優れたソフトです。プラネタリウム機能はもちろんのこと、望遠鏡で見た時のシュミレーションや、望遠鏡のコントロールまでできてしまう。プラットホームもWindows、Mac、Linux・・・何でもござれ。これでスマホ向け以外は無料なのですから、使わない手はないです。
私はLinux
のUbuntu14.04上で使用しています。OS無しの中古のノートパソコンは、1万円も出せばそこそこの性能の物が買えます。プラスUSBシリアル変換ケーブル(千数百円程度)の出費で、PCコントロール環境を構築できてしまいます。
ちなみに私が購入したケーブルはこちらです。
まず、UbuntuソフトウェアーセンターでStellariiumをインストールします。
Ubuntu上のStellarium
から望遠鏡のコントロールをする際には、「ダイヤルアウトグループ」というものにユーザーを登録する必要があるようです。これの意味するところは、私にはサッパリ解りませんが、とにかくやりましょう。詳しくは以下を読んでください。
要は「端末」から以下のコマンドを入力して、リブートすれば良いようです。
sudo adduser <ユーザー名> dialout
望遠鏡のSynScanコントローラーで、アライメントは済ましておきましょう。Stellariumからはアライメントはできないようです。ちなみに水平と磁北を合わせれば、そこそこの精度でアライメントは完了します。
望遠鏡に付属のコントローラーケーブルをSynSacnに繋ぎ、USBシリアル変換ケーブル経由でPCに繋ぎます。
おもむろにStellariumを立ち上げます。美しい画面ですね。まずは「F6」で現在地を自分の観測地に合わせましょう。
次に「F2」で環境設定ダイアログを開き「プラグイン」タブで「望遠鏡のガイド」を選択、オプションの「起動時に実行」にチェックを入れて「設定」ボタンをクリック。
「望遠鏡」タブで「add」をクリック。
Serial
poatは「/dev/ttyUSB0」
以上です。
これでPCからSW
Goto Dobをコントロールする環境が整いました。
あとはStellariumで観望したい天体を選択し、導入するだけです。ショートカットは「Ctrl+1」です。
読んでくれてありがとうございました。
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